そうなんだよねぇ。
家業の借金を払って投資資金は、ほぼ0になったけど
それでも
まだ良しと考えている自分は幸せなんだろうな。
投資でもわかった瞬間はあるけど、すぐに魔宮に入って
わかった瞬間は幻だった。というのはよくある話。
眠れないポジションや生活に重荷になるポジションや投資金額
そして借金も
身軽であることが人生で一番大事だと思っている。
身軽=カネがない。では無いよ。(笑
転記
50年以上、そうやって節約して、質素な生活を送り、株式欄ばかり見て生きてきたので、父の頭のなかで「お金の量を示す数字」のもつ重みが、バランスを逸するほど重くなってしまったことは否めない。
それのことに認知症の傾向が拍車をかけているので、僕と妹が困り果てることがおきるようになった。
会社員としては恵まれなかった父を救ったお金、投資、株。
長い間、それは仕事では与えてくれない幸せと自信を父にもたらした。
しかし、その多くをリーマン・ショックで失ってしまった。
その時、精神的にも大きなダメージを受けた。
そして、いま手元に残っているものが、年老いた父をがんじがらめにし、1円減るたびに身を切るように父の幸せを切り刻む。
リードさん(アメリカ投資家)
彼がそんな莫大なポートフォリオを運用しているとは、近所の誰も夢にも思わかなったという。
素晴らしい美談ではあるけれど、僕にはリードさんと父の姿がだぶって見えて仕方がない。
恵まれないキャリア。
節約と投資。毎日、チャートとにらめっこ。それを何十年。
同じように長期投資していても、日本はバブル崩壊で横ばい、アメリカはデコボコはあっても一貫して右肩上がり。
ふたりの明暗をわけたものは、銘柄の選択眼なのか、市場の長期傾向なのか。
参照
図書館と病院に何億円も遺贈したガソリンスタンド店員と父と株式投資