ここ数日考えていた下記ログ
下記Blog記事から参照等考察
売り常連ヘッジファンド OXAMの正体とは?
売り常連ヘッジファンド OXAMの正体とは?
1、東証の空売り主体のリストに常連として登場するOXAMです。を再考してみます。
一応、私もポジションを持っているので、持ち株保有者視点だという点を注意して下さいな。
2、運用資産は2000億円、近年は毎年2ケタ利益を実現
個人投資家のわれわれは、この投資運用会社のマネージャーと株式市場で戦っていることになります。
しかし、
このファンドはのマネージャーは機械です。買いも空売りもやりながら、市場の値動きに左右されずに絶対利益を狙うという、いわゆるヘッジファンド。
コンピューター・プログラムが市場の定量的な情報から判断して投資を行うタイプです。
東証の空売りだけでも一度に100銘柄近く行っていますが、米国市場では一度に1000を超すポジションを持つこともあります。文字通り人間ワザではありませんね。
しかし、
このファンドはのマネージャーは機械です。買いも空売りもやりながら、市場の値動きに左右されずに絶対利益を狙うという、いわゆるヘッジファンド。
コンピューター・プログラムが市場の定量的な情報から判断して投資を行うタイプです。
東証の空売りだけでも一度に100銘柄近く行っていますが、米国市場では一度に1000を超すポジションを持つこともあります。文字通り人間ワザではありませんね。
このファンドの売買プログラムがへっぽこであれば、何も恐れることはないのですが、
OXAM QUANT FUNDは2010年は25.9%、2011年は23.5% 、2012年(2012年1-10月末)は13.7%と安定した利益を出してきています。
いまや預り資産は2000億円以上ある巨大ヘッジファンドです。
OXAM QUANT FUNDは2010年は25.9%、2011年は23.5% 、2012年(2012年1-10月末)は13.7%と安定した利益を出してきています。
いまや預り資産は2000億円以上ある巨大ヘッジファンドです。
3、キーパーソンは裁定取引のベテランぞろい
Oxford Asset Management LLPは2006年に設立されていますが、その出資会社であり、前身ともいえるのがThe Oxford Asset Management Company Limitedです。
設立はおそらく93年とみられます。設立者はDr Steven Michael Kurlanderと、Dr Andre Sternで、数理手法を投資に運用したヘッジファンドの走りです。
設立はおそらく93年とみられます。設立者はDr Steven Michael Kurlanderと、Dr Andre Sternで、数理手法を投資に運用したヘッジファンドの走りです。
Dr Andre Sternは秀才。
オックスフォードでPhDを取得したのち、ヘッジファンド手法で、実家の資産とオランダの上場企業の運用アドバイザーをしていたようです。
オックスフォードでPhDを取得したのち、ヘッジファンド手法で、実家の資産とオランダの上場企業の運用アドバイザーをしていたようです。
2006年から参画したとみられるMr Stephen Neil MobbsはMedici Capital LtdでCEOを務め、ドイツ銀行で裁定取引のmanaging director、Credit Suisse First Boston Ltdで裁定取引と債券調査のdirector、バンクオブアメリカで債券アナリストを歴任しました。
ケンブリッジ大学で数学修士号、オックスフォード大で、経済学の分野で、PhDの前の資格であるM.Philを取得しています。
Dr Steven Michael Kurlanderはほとんど情報がとれません。
ケンブリッジ大学で数学修士号、オックスフォード大で、経済学の分野で、PhDの前の資格であるM.Philを取得しています。
Dr Steven Michael Kurlanderはほとんど情報がとれません。
4、そのうえで、深く、ガンガン空売りしてくるよりは
過熱したところを、ひょいっと空売りして、すぐ手じまうスタイルのような気がします。日頃の取引では、
空売り主体に名前が出てきたところで、何かインサイダー情報をにぎって投資しているわけではまったくないので、気にすることもないのかなと思いました。
過熱したところを、ひょいっと空売りして、すぐ手じまうスタイルのような気がします。日頃の取引では、
空売り主体に名前が出てきたところで、何かインサイダー情報をにぎって投資しているわけではまったくないので、気にすることもないのかなと思いました。
そして
もうひとつ参考になったBlog
1、小型株がほとんど。
ディーラー時代、ほとんどの株を売買したことがある私ですが、上記の銘柄群も9割以上売買したことがあり、出来高、板の特性もほとんどわかっているつもりです。
このファンドを一言で評価すると
「アコギなやり方するなぁ」
と、いうところでしょうか。
売っている銘柄は小型株の中でも流動性がある銘柄。
流動性があるといいながら、小型株なので0.25%売ると大きなインパクトが生じます。
2、彼らの投資は業績が悪い銘柄を売っているので理にかなっているとは思いますが、出来高が薄めな銘柄で存在感を出して売買するのはどうかなと。
来期、再来期を見越して買っている個人投資家は毎日上に玉を出しまくって投げを誘うような板になっているのでイライラしていることでしょうね。
「来期、再来期は大増益見込み、相場がいいので少しでも上がってくれ!!」
という個人投資家の神頼みに近い期待を容赦なくブッ潰すOXAM。
3、個人の逆張り派はここが空売りする銘柄を好むしな。
気になる点は、ラインとマーカーにてポイントしています。
要は、売り買い同時で行う鞘を抜き機械売買ということです。
(アルゴとか日数は色々だと思います。まっ。人間の心理を巧みに操ろうとする
機械(数式)ヘッジファンドです。
私みたいなファンダメンタル派の対極にいますね。
で
ここ数日も5476に関しては、空売り残を増やしています。
こういうヘッジファンドには、毎日株価変動を見るとやられます。
彼らは売りも買いもしているので(どちらのポジションが多いかは?。)
基本、中間発表とか四半期発表とかIR出てからの対応でいいかと。(遅い?)
それまでは、単純に保有という姿勢でいます。
なぜなら、業績的には、来期、再来期はいい。が短期的な変動には耐えられないポジションをしている個人を食う。というファンドですから。