2014/11/18

アベノミックスの評価

ここまでやったんだから、もう突っ走るしかないよね。というのが
私の意見なんだけど

ここで、ブレーキをかけたら
もうホント、日本再生は無理かも知れない。

今の株価の位置や為替を見ていると
現状は
為替のほうが、リスクとリターンを考えると有利ではないか?。と思っている。
(それでも昨日みたいな変動はあるけど、それでも1.5円程度の上下幅だから
%に直したら、年に数回の大きな変動とは呼べない。)
株価は、無理やり上げてる感があるのがPERならほぼ妥当な値の水準。
がこれも1万円までとか1万4千円台の日経平均値から見ると
無理やり感と高い位置での変動は大きくなるのでリスク感が増えている。

ただ
先日も書いたように

消費税の5%から8%への値上げは、少なくとも零細企業や個人事業特に
消費者対応の内需には大きく影響を与えている。

来年の3月の確定申告と消費税申告による納税額に驚く個人商店とか
資金繰りに走ったり、税務署と分割納付の相談する零細企業が出てくると
思う。

また、景気が底を割るとしたら(可能性的には少ないけど)
再度、倒産件数が増える。(減少していたのは、もう倒産件数が目立つほどの
企業数で無くなっているから(例えば、500前後の企業数あった分野(内需)でも
今では100から200までとか、分野によると100以下という市場も多い。)
後は、廃業数が増加しているだけである。(自然死だね。)

また、同じ市場でも過去みたいに市場全体が良くなることが無くなっていて
企業間の格差が開いた数年である。
建設業者でも公共投資額が増えたが人が集まらず倒産なども今年は結構あった。

じゃ。再度、民主党へというか・。というと
それは無理だろう。と多くの国民が思っている。
(少なくとも投資家の人達は)

日銀は、株買い入れとかリート買い入れ、国債買い入れなどでは
未だ、大きなプラスを抱えているから、株やリートの買い入れは続けるだろう。

法人税とか所得税の収入が増えたのは、喜ばしいけど
消費税上げ時の過去の税収を見ると、大きく税収を減らし、回復には数年以上
かかっている。
景気を良くして税収を増やし、国債を減らす。
段階を進めたい安倍さんだけど
最終段階までの時間的余裕がないだろう。(特に民主主義国家では)
財務省などは、景気を良くすることは考えない。(経済産業省の分野だし、彼らは
昔程の力を持たない。もう財務省=行政権力なのだ。)
税収を増やし、我が力を増やすことなのだ。

年に数回の株大幅買い越しの時期は過ぎている。
しばらくは、保有調整または、投資資金温存となる。