2015/01/01

フェィスブックより藤野氏の言葉(人生に対する向かい方)

フェィスブックにファンドマネジャーの藤野氏の言葉で
心に残った言葉(発言)があったので
記録しておく。

私の人生はだいたいうまくいってないときの方が多かった。
20代も散々だったし、30代も半分くらい散々だった。
そして40代も人生で一番散々なことがおきて、そういうことはしょっちゅう。
散々なこととは、仕事、健康、友人・恋人・家族、進路、お金だ。
不調をもたらすのは約95%これだし、だいたい複数、最悪全部。
そして誠に残念なことは被害者になっている時は同程度に加害者でもあるのである。
どんなに幸せそうにしてても多くの人は四苦八苦して生きてる。
多くの人が幸せそうで羨ましいと思っているのは、あなたが信頼されていなくて
多くの人から苦悩の話を聞かされていないのか想像力が足りないのか傲慢かもしれない。もちろん、ひどく不幸な人もいるのも知っている。
人生はそれほど平等でないし割と残酷だ。

ただわたしはどの時期も常に全力を尽くしたと思う。
もちろん力がないときの全力って力のあるときの普通の力の10分の1くらいもない。
だから、好調時の時のような力はだせないけど、そんなもんだと思ってた。

インプットとアウトプットのバランスも言うほどできないなあ。
負のときにインプット、正の時にアウトプットって確かにそうなんだけど、調子いいときはインプットも好調なんだよね。負のときはインプットどこじゃない。

ダメな時には原則流れに戦わないようにしてる。
でも、絶対に巻き込まれてはいけない流れはあるからそのときに持ってる力を全力で食い止める。
たとえ絶好調のときの10分の1でも、流れを止めるくらいなら役に立つ。
でもそれしかできない。ダメな時にもっとも気をつけるのはふだんなら巻き込まれない流れに巻き込まれないことだと思ってる。
不調時には進まなくていいんだ。後退してもよい。
間違った道に進まなければ。
何が間違った道かといえば好調期には通らない道だ。
だいたいそれは人によって導かれる。
痛んでる人を探してそこに運び込むプロもいる。
不調時に致命傷にならずに自分の中の残存兵力をいかに減らさないか。
そのときに間違った方向に進んだら
好調期にそれから抜けるのに無駄な時間を使う。
実際、わたしは前回の不調時のキズを1年くらい前にやっと抜けたくらいだから。
それでも死力を尽くして巻き込まれないように当時したんだけど。
まあ傷を受けたらとりあえず見つからないところで癒えるまで待つしかない。
戦いを挑まれたら逃げる。
まあ好調期でもたいていの場合、逃げるが勝ち。
好調期にはガンガンやる。
手を抜かない。でも、すぐに転落するかもしれない。
転落はあっという間。だから傲慢になったらいけないね。
まあ、好調からの転落はなんどかやるとだんだんとわかってくるよ。