2014/04/27

分散は必要ないが、過度な集中と税金には気をつける。

先に分散は必要ないと書いたが
それでも
一極集中はいけない。とも書いておく。(笑
私でも現金、株銘柄数3−7銘柄と人から見たら分散とは言えないが
分散している。
例えば
比較的、流動性と換金性そして変動率がある市場とすれば
もう
株式市場くらいが私の手出せる市場だと思っている。
先物、商品、為替に関しては、どうなんかなぁ。(いや、試したことはあるんですが)
という感じである。

たとえば
為替市場は、相対取引である。これは、市場というものはあるけど
取引は相手とする。(何かあった場合は、相手しだい。)
株式市場では、ほふりとか一応法整備がきちんと出来ている。
今、時々プライベートファンドとか、利回り保証での投資などが
詐欺として新聞を賑わせることがある。

これなどに集中投資しているとあっという間に資産破綻を招く。

そして
もうひとつ注意すること(一般投資家)は税金である。
今は、特定口座があるので
私はそれを勧めている。
確かに20%になった税引きは痛い。が、これを年末の給与とか事業所得との
合算しての確定申告するとしていると
損失時は、気にならないし逆に還付されて嬉しくなったり(笑 するのだけど
利益が過大に出た場合は、大きく資金ショートを起こす可能性が高い。
昨年の大きな上昇相場で大きく儲けた場合。
今年の下落で大きく損失を出し、投資ではマイナスの場合。
税金は、昨年の利益にかかってくる。
そう、現時点で資金が足りなくても税金は追いかけて来る。
これは、企業でも同じで
新興不動産バブル崩壊時、前年は最高利益、最高売上を出した東証一部まで
上場したある不動産企業など翌年資金繰りがショート(税金も払えなく)
倒産した。
黒字倒産というのも現実には多々あるのである。
企業が大きくなる過程で
経験することに、労働組合、銀行(資金繰り)、税金
これを乗り越えて大きくなるのであるが、これを乗り越えられない企業が
大半である。
それと、決算書を読めれば(深く読むには時間とポイントを知る必要がある。)
参照の記事より前に破綻を予見出来るのである。
2014年3月30日 記事 
天生翔こと与沢翼氏のFree Agent Style Holdingsの損益計算書を紐解く/闇金ウシジマくん、フリーエージェント

参照
与沢翼からご報告します。

2014/04/26

分散はリスク管理になるか?。(最大分散銘柄数は、決まっている。)

いろいろ雑多に本を読んだ私が出した結論を記録しておく。
(また、この結論は実践して体感した上での現状の私の意見でもある。)

基本、分散は必要ない。
市場の株価が正しいということを常に考え、自分の買値からの変動は意味ない。
損切りがきちんと出来るかだけだ。
ただし、その損切り手法はおのおの違う。
私の場合は、
テクニカル的に損切りしても大きな負けはないが、大きな勝ちもないだろう。
(なぜなら、テクニカル的な損切りは、テクニカル的な利益確保に繫がりやすい。)
では、どうするか?。
そこは、持ち株の各銘柄のポジション管理(投資総額とリスク確認)と
総投資額でのポジション管理を分けて考える。

私は、数字に弱くどちらかというとファンダメンタル的な投資を行っている
だから、出来るだけ数的な売買手法(テクニカル)はとらない。(取れない。)
心理的な安定をめざし、ファンダメンタルの動きと株価動向で利益を確保する
手法なので、管理する数値は少なくしたい。

損切りと適切なポイントでの市場(個別銘柄)への参入出来れば
成績はついてくると考える。(勝率でなく、利益額)
損切り後、損切った銘柄に再度、参入すること(再三参入)も多いし
その行動は、損切り後の再度確認(株価と参入意味と市場)が正しければ
行うべき行動でもある。

では、分散株銘柄数はどのくらいが適切か(リスク容認度)。
限度数は、簡単だ。20銘柄数である。
これは、均等投資とすれば、ひとつの銘柄の資金量=総額の5%になる。
これ以上の分散化は、管理&利益の上で必要ないと思っている。
では
私が管理できる銘柄数は(実践で得た感触である。)
3銘柄から7銘柄である。(資金量にもよる。)
将来、資金量が大きくなっても7から10銘柄であろう。
(13銘柄程度増えたら、そこから逆に選択し、減らす行動が必要)

実は、この分散数は、人間的にも正しいと思っている。
小さな子供が、数を数える時に
指で数える時がある。(手の指を確認しながら手のひらに折り込む行動)
で、これで数えられる(理解出来る数)=10である。
足の指を入れても20である。(笑

数的天才でも無い限り(いるよね。世間には、数字を魔法のように操る人)
これが、個人的に人間が管理出来る最大数だと思っている。
(たぶん、経営的にも20人程度の会社が一団となって戦う会社が強いと
思う。大きな会社が部署や班で分ける人数もこの程度がベストだろう。)

損切りと負けている時の心理と対処方法を考察する。(ミネルヴィニの成長株投資読書中)

最近よく見るブログは
参照
両津流☆とれぇど
そして、今よく考えているのは損きりについて
損失*%での機械的な損切りは巧くない方法

そして
併せて今読んでいる本
ミネルヴィニの成長株投資
(ウェーン。(泣 私が買った価格は2,100円のKindle版なんですが
本日、見たら1,680円じゃないですか!。)
この本については、ふりーパパさんのブログ
成長株、、、、
でも述べられていますが
高PER株を買え。とか、予測なんか何の力にもならない。とか
PBR投資家とかバリュー投資家、ファンダメンタル投資家が
卒倒しそうなうたい文句が帯や目次に書かれています。


重要なのは第12章から第13章のリスク管理です。
リスク管理に2章さいているのは、それだけリスク管理が大きなポイント
だからです。(全13章の内の2章です。)

両津流さんは、7億まで資産を増やしたのですが、今は市場撤退の一歩手前
までになり、それでも果敢に市場に挑んでいます。

私なりに思うのは、
1、今の損失(株価)は市場が間違っているのでなく、自分が間違っているのだ。
2、波は必ずあるのだから、損失時に損失を抑える行動をとるべきである。
3、先物(日経)は、レバレッジが高すぎる(個人的)ので手を出さない。
4、機械的な損切りは、巧くはないが、生き残るには必要。(総資産の損失での
損切りとして、個別株の損切りはまた別の視点で見る。)
5、損失を大きく抱えたら、ポジションと取引高を小さな単位にし、負けが続く
パターンから小さな勝ちを続けて脱出を図る。
6、休むことが出来るのが個人投資家のひとつの武器である。
(休めないなら、為替の一番小さな単位(ランドくらいかな。)通貨で小さく
勝負するなど、小さな取引で心を落ち着かせる。)
7、市場に参加した時の買値(売値)は、その時の判断であって、その後その買値(売値)を基準としない。(売買後、数日で損失が固定化されるのは、自分の判断が間違っていたということ)
8、日本株は新興国の市場株と同等程度の変動を東証一部の優良株でも常に高い変動率で動いている。(長期投資&配当重視はいつまでも持続出来ない。買値を0にした株を持たない限り)

いろいろ思うところはあるので、記録は後日、追記する。

2014/04/19

消費者金融の金利の上限が20%から2010年以前の29.2%に戻る可能性が出てきた。

これは、大きなポイントだけに記録及び今後の展開に注意しておく。
参照
貸金業の金利規制緩和 自民が法改正検討 
2014/4/19 1:30日本経済新聞 電子版

最近、アコムの株価が他の消費者金融株(独立系)と比べて上昇していたのは
こういう背景があったのかも知れない。

サラ金問題により、大手の消費者金融は
現在、ほぼ大半が銀行系列の傘下となっている。
また
個人情報センターもほぼ2つ程度に集約され、個人の借金や財産を銀行は
昔と比べて格段に掴みやすくなっている。
これにより、与信が簡単になり、個々の貸付けの限度額が容易に管理出来る
ようになった。
また貸し倒れに関しても、過払い金請求過程で顧客選別がなされたように
見受けられる。(私の友人も過払い請求後は、ローンやクレジット関連が
ほぼ通らなくなっている。)
参照
顧客から受け取れる金利の上限を現在の20%から、2010年まで適用していた29.2%に戻す方向だ。銀行融資を受けにくい中小零細企業などが、消費者金融から借り入れやすくする狙いがある。
とあるが
年利29.2%の金利を支払い利益が出る商売が果たしてどれくらいあるのだろうか?。
(一時的な借入ならいいが、ほぼそういう借入をすると継続そして金額の拡大を招く。)

株価的には、消費が増える過程で金融面がサポートするという(まっ。過剰貸付けの
部類)ことと消費者金融関連株は、これによって以前の大きな収益体制へ戻るということである。

金利動向が気になるが、現状の低金利で資金を高金利で貸付けとなると利益が大きくなる
業界であるのは間違いない。(今国会提出とは、素早いな。)
なお、これに合わせて、連帯保証制度の改革や事業主個人破産時のある程度の資産保有を認めるという方向で成立すると思われる。

2014/04/13

株価の下支えは何か?。

まっ。テクニカルもファンダメンタルも
感情の前には、ひれ伏すんですけど。

こういう変動時には、思ったよりも変動するんですよね。

株価の適正値だと計算していても、それ以上に一時的にも株価は行きます。
(上にも下にも)

じゃ。株価がリーマンショックみたいな市場になった時に
株価を支えてくれる条件は何か?。

1,配当利回り(現状でも5%を基準に4%以上ー6%くらい。と利回りで
5%となると株価下落率を補う。長期的には、株価が戻る要因になる。)
2,PBR(キャシュやキャッシュ換算で高い資産があればなお良い。)
3,業績(現状の収益が高い。来期以降も増益傾向)

の順だと思います。(日本の場合)

低PER投資と低PBR投資の長期結果でアメリカの場合は低PBR投資のほうが
成績が良かったとも出ています。

2014/04/12

悲観的な市場の中で。

私が市場を見るファンダメンタルでひとつのポイントが
ネット証券が顧客全体にホームページで知らせている[先OP/信用取引]追証を解消する方法の表示です。

カブドットコム証券の表示回数で確認しています。
年に何回か表示されます。
最近は、先物をやっている個人もいるので、底の確認にはなりにくいのですが
大体、1回表示(通常)から3回表示されると信用追証処理が終わって一旦相場は
落ち着くと判断しています。

リーマン・ショック時にもこの表示は、3回で止まっています。
(が、一ヶ月間に2回ほど表示ありました。間隔が短かったです。)

また、信用維持率も即売買で回復できるようになっていますので
昔より、時間的は信用の追証の解消は早くなっています。
(ただ、先物を個人でやる投資家も増えているので、この影響での追証表示が
出るという傾向もあります。
私は、先物はやってません。理由はいくつかあるのですが、一番の理由は
理解出来ていない。(笑 という点と複雑な投資手法が増えるほど(例えばベータとか
乖離の計算とか期限の損得とか。)儲けの機会は増えるのですが
大きな変動で、一発ですべてを失う可能性が、高くなる。という点です。
これは、自分の対応能力が高くなっても市場は、そんなことは知らないと
感情にダメージを与え、不安とかの心理で負ける場面が、それも大きく負ける局面が続く時が来るんです。)

今の市場は、参加者が少ない。(買う側がいない。)
外国人と称される分類が売っている。
去年の反動的に大きな上げの調整が続いている。

状態です。
大きく割安く配当がいい会社とか業績が安定している会社が
買える機会が追証解消発生時には訪れます。
(特に新興市場や小型株は、出来高が少ないので大きな投げが出れば
それを拾える機会です。)

配当利回り(来期以降の業績予想を確認)
優待関連株(来期業績や安定性、年間の株価変動率を確認)
を買う機会の訪れです。

私は、平均利回り=3%以上で来期業績がよくなる銘柄を買っています。