2016/02/20

友人の投資から投資を考える。(想定と行動は違う。一度行動をしてみる。)

投資はタイミングという考え方もあるんですが

例えば
2年前に退職金を全額投資(株や為替)した人はプラス
昨年に投資したはマイナス
これが今年の株価と為替をポイントとして見たら事実です。

そうなんだけど
投資で利益を確保出来たか?。はもっと長い期間と
投資をやめた時にわかることです。

10年位前に友人(自営)が
家業だけでは不安定だから投資がしたいんだけど
簡単に教えてくれないか?。


強く自己責任と株、商品、為替の特徴と税金などを伝えました。

友人は、為替を選択し取引

二年後
500万儲かったけど、どうしたらいい?。
(元金100万)

税金と利益から引き出し。元金を100万にして
投資を続けたらどう?。それが0になったら
一旦1年以上やめてみたらどう。

たぶん、だめだろうなぁ。と思いながら伝えました。


半年後
500万は、0になり、その後税務署から調査が入り
税金と延滞、無申告加算税がかかりました。
(当然、国保等の公的負担金も追徴されました。)

人間は欲が尽きないもの。
そして
投資は大きな資金があるほどリターンも大きく(逆のマイナスも大きい)
100万儲かれば200万。500万儲かれば1000万となるのが
通常です。

個人投資家の利点は
投資しないでいる。ということを選択出来ること。
(私の場合は、投資出来ないですけどね。(笑 )
休むということを投資行動に取り入れること。
また
違う投資や投資手法を試せる。というのも大きな利点。

大きく負けない為にも

大きく利益が出た場合は、(私は利益が出ないとしても下記の行動を年に数回
していました。)

1,出来れば全額を一度現金化し、証券口座から預金口座へ
振替。(出来れば、一度キャッシュ(現金)にして手元に出す。)

2,全額無理なら元金や税金分をプラスして預金口座(出来れば
キャシュカードなどを作ってない口座に振替ておく。

3,市場はいつでも開いているので、市場を見ながらも
投資をせずにいる期間を一年でつくる。

4,3が無理なら数度現金化する期間(1周間程度でもいい。)をつくる。

5,1月の下旬−2月初旬、4月の連休前の4月上旬から中頃、お盆前の7月の中頃から
下旬 秋の連休前の8月下旬から9月上旬 休む期間を設ける。

6,利益が出た場合、利益の一部で他の投資手法を試してみる。

こういう行動を実践してみることをお薦めします。

利益を出た時点で、どうしようかなぁ?。と思っても上記の行動を
想定して
たぶん、証券口座からネットバンクまでは移すことは出来ても
引き出しまではしない。
相場を見ていると投資したくなって(買いたい株が、安価に思える時点がある。
安価なのは、自分の過去の売買価格を記憶しているから思うので市場の評価と
違う場合が多い。きちんと評価してるのか。という行動が無い場合が多い。)
再度、証券口座に入れて買う。
というのが、ほとんどだと思います。

たぶん、その場合は、ほぼ買いは失敗します。

想定していても行動しない(出来ない)場合が人間は多いのです。

だから、一度でもいいから行動するという動作を手間でもしておくと
それが経験値となり
投資能力がひとつ上がるのです。

想定から行動へ。(自戒も含めて記録しておきます。)