2014/01/02

新年に思う。(今年の相場の想定を考察する。)

昨年は、バリュー投資家にとっては、素晴らしい年になったと思います。
また、他の手法の投資家にとってもアベノミックス等の大きな経済の変化で
リスクをとった投資家に大きなリターンがありました。

客観的に見ると(私的な視点もあり)
1、長期チャート変動でも昨年からは、上昇パターンに変化する年であった。
2、アベノミックスや日銀の変化により上昇に加速化がついた。
3、PERの修正相場だと言える。(現時点では、高くもなく、安くもない位置)
4、東京オリンピック決定による2020年までの6年間という期間設定と目標設定
による投資が可能となる。
(日本的な目標へに向かう集中は経済に大きな力となる。)
5、アメリカの金融緩和の終了(ドル高)と日銀の追加緩和の引き継ぎ(円安)

ここからは、私の想定です。
1−3月までは、株価上昇
ただ2月にアメリカの財務長官(FRP)の交代があるので、その前後は要注意

年間でアメリカ株の変動
2−3回15%以上の下落がある。17%−22%の下落を想定。
が、基本その下落後、上昇し続け年間ではアメリカ株は年初来より上昇となる。

円ドルに関しても7%以上の下落が数回ある。(ドル安円高局面)
想定は、1ドル=100円以下が年前半に1−2回瞬間(数日ー一週間程度の短期)
発生するが、基本100円割れはあっても続かず、105円中心で下7−8円上8−16円を
想定。

商品の下落傾向は続く。それによっての新興国の株式市場は下落傾向。
大きく下げる局面が今年ー来年中に起こると想定。
その時点での新興国の有力企業(特に消費材関連とインフラ&金融)に投資するのは
有効な投資機会だと想定する。

日本は、特に首都圏の再構築(オリンピックによる首都高の更新や湾岸開発、施設新設)
による建築、土木関係ーアルバイト不足などが発生してきて人員不足が大きく発生すること
による賃金上昇

消費税の4月8%ー10-11月の次回10%への可否判断による経済マイナス要因
の中で、比較的4月の増税は、賃金上昇&消費商品の値上&国の追加予算処置&日銀の
追加処置により乗り切れる。(下落率が抑えられる。)と判断している。
(それでも4月末−5月初めの連休前にポジションを閉じることは必要。)

年を4シーズンに分ける。
1−(1−3月)上昇
2−(4−6月)平坦ー下降
3−(7−9月)下降ー平坦
4−(10−12月)下降ー平坦

PER相場からPBR相場への移行という上昇時の最終局面が少しづつ出て来る。

上記は、現時点での私の考察による想定です。
書く事により思考をまとめることが出来るので羅列ですが、参考程度に読んで下さい。
また、大きく違う点があるかと年末に振り返ってみたいと思います。
途中で修正すべき事例は何度も出て来るでしょう。