2014/01/11

流動性の欠如は、変動率の高さを呼ぶ。(アメリカへのドル回帰)

題は、難しく書いているが(笑

簡単に言うと
アメリカがバンバンドルを刷って市場(世界)に流していたけど
あまりにも流しすぎたからちょっとアメリカへ戻すよ。ということらしい。

財政赤字と景気のバランスをとりたいけど、どうなるかわからんけど
うまく調整するよ。

で、これによって起こる現象を
春山氏のブログで簡説的に書いている。
参考
2014年の心配事 : 海外にバラ撒かれたドル資金が消えていく

被害者は、 
1:ドルで借金をしている新興国 
2:新興国債券 
3:新興国ファンド(株も、債券も) 

2015年に規制が正式にスタートするが、 
既に2014年の年初から対応(=ポジション縮小)が始まっている。 
2014年を通して継続するし、年の後半の方が多くなるだろう。 

インドやブラジルは、辛いかも 
ドル・リンクのアジア諸国の一部の国も辛いかも 
ロシアと中国は、マシでしょう 。


これで新興国の株や通貨が大きく変動(下がる。)要素になる。
最終コーナーで大きな下落率にて次のステージに移る。と思っている。
韓国の大統領の発言がちょっと日本に対して弱まってきたのは
この影響がもろに韓国経済に打撃を与える。日本の援助(返さないけどね。)
が欲しいからだろう。IMFの勧告やレポートの影響が春までに出てくるだろう。
(韓国の大手銀行はほぼアメリカ資本(株主構成など)である。日本に
負担させようというのが見え見え。一度円高に振ったりするんだろうね。)

ただ、現状、ロングでアメリカ株とかドルに大量の資金が流れているし
溜まっているから、ちょっとした高官や経済指数で大きく変動するだろうね。
高いレバレッジに注意。