2014/12/16

暴落ヘッジには恐怖指数は使いづらい。(逆張りシグナルとしては有効)

暴落ヘッジには恐怖指数は使いづらい。
これは、VIX指数取引が可能になった時に私もリスクヘッジとして
売買を何度かやってみたのですが
あまり有効に機能しなかったです。
逆張りのシグナルとして見るという視点はなかったので記録しておきます。

転記
恐怖指数は逆張りシグナルにはかなり便利
日経VIは数週間から数ヶ月単位の逆張り戦略を仕掛けるタイミングを効果的に知らせてくれているともいえます。
例えば、日経VIを逆張りシグナルに用いるなら下記の2点に注目して
5倍レバレッジトラッカー、ミニ先物、ETF、大型個別株などに買い出動するとよい
と思われます。
 ◎日経VIを用いた逆張りシグナル
1,株価急落時、あるいは株価急落後であること
2,日経VIが40以上に急騰した後、30を下回るまで低下(なお、リスクは高くなりますが、より積極的に投資するなら30を越えた後、25を下回るまでというように基準を緩くすれば、スペイン経済危機や脆弱な5カ国懸念でもリバウンドを取る事ができます)
 
また、本家本元の恐怖指数であるS&P500 VIXを逆張りシグナルに用いる場合にも、同様の基準が使えそうです。ただし、「動かざる事、山の如し」という風格のVIXなので、図2の場合には、ギリシャ危機だけに逆張りシグナル点灯となります。

 なお、S&P500 VIXは過去のデータが豊富なので様々な検証が可能ですが、日経VIはまだ4年しかデータの蓄積がないのでリーマンショック級のクラッシュ時にどういう挙動をするか未知であることに注意しましょう。

参照
暴落時の逆張りは恐怖指数(VIXと日経VI)でシグナルを確認してから出動すべし!?ただし、恐怖指数先物とETN/ETFは暴落ヘッジに用いるのはムズカシイ? 2014/12/15