2014/12/17

逃げる時は、逃げないと駄目。

転記
1,
敗因は売りを1銘柄に集中させてしまったこと。買い持ちもかなりあったのだが、そちらは複数銘柄に分散しており、シャープの損失を差し引くと利益はわずか。「売りを分散していれば、あそこまで負けることはなかった。2011年3月の東京電力の売りの成功が、失敗を招き寄せたのかもしれない」。

 この大失敗はその後の危険回避に役立つ。「2013年5月23日の大暴落は察知して午前中に逃げることができました。逃げる時は逃げないと駄目。これが1800万円の損を出して得た教訓です」。

2,
値頃感とか節目で売買をしていたことが敗因です。1ドル90円は割らないとか、ここまで下げたら95円までは戻すとか…。根拠がないですよね。『1円=0.009281ドル』でトレードしている外国人には節目でも何でもないですから。

 もう一つ、逃げると決めたら、どんなに損が膨らんでいても逃げないと駄目。ただ、このような苦い経験があったからこそ、投資の勝ちパターンを構築できたと思っています」。
参照
判断ミスで溶かした2000万円 投資家2人の敗因と教訓
2014/12/17 7:00