2014/08/14

消費税10%は、確定か?。そしてその影響は?。

2014年度4月から6月のGDPの速報値が出たのだが
年換算で6.8%のマイナスであった。


マイナスは予想されていたし、1月から3月までの仮需要の反動だと
マスコミは書いている。
株式市場も大きく落ち込む程の変動はなかった。

これは、年収200万ブログの生活実感だけど
思った以上に悪い。10%に消費税を上げると大きな内需の落ち込み
になるな。ということです。

では、海外の投資家がどう見ているか?。
1、インフレは悪い事でない。
2、しかし、日本の物価上昇には賃金が追いついていない。
3、消費税増税の影響と株価の上昇はリンクする。
という感じです。

では、安倍内閣が消費税を上げる為(景気をよくする為にやったこと)
1、日銀に国債を買わす。
2、日銀にETFやREITを買わす。
3、年金機構に株の購入を迫る。(まだ、決定ではない。)
4、公務員、国会議員の給与を震災前に戻した。
(消費を給与増で促し、さらに民間の企業の給与を上げる作戦)
5、8%増税時に、便乗的な生産資材(円安の為に大きく値上がっていた。)と
給与分のプラスを見逃し認めた。
6、現金供給量を高いまま維持。(溢れる現金ー行き場は、株や不動産)
7、公共投資と防衛費増額(地方の土建、不動産そして重工業企業へ)
8、スクラップ&ビルドの促進。(地方の公立学校の統廃合による校舎新設)

私は、10%に続けて上げる事には大きく反対なんですけど
いくら、オリンピック需要があっても大きく内需が2段階でダウンするのは
必至だと思います。

企業の海外シフト(工場は現地で、そこで稼いだ金は一部日本へ(配当等)、残りは再投資これは、日本に帰ってはこないお金)
は、変化していません。

国策には背くな。というのも株(市場)の格言ではあるのですが
今年の夏の四半期決算とその後の株価の大きな変動を見るに
インとアウトを間違えると大きく損失を抱えそうな市場だな。という感じです。
(デートレの人にとっては、稼ぐ機会ですが)

無理矢理でも10%にする為に
株式市場と不動産市場(そして公共投資)に行政(自民)は介入し
それが変動率を高くするんでしょう。

夏は、悲観的になりやすいのですが、やっぱり悲観的な結論でした。(笑