2014/11/02

リスクの取り方をBlog「キリギリスのように暮らし、アリのように蓄える」に学ぶ。

Blogのキリギリスのように暮らし、アリのように蓄えるに学びます。

特に今回のBlog投稿の
リスクテイクするために

今週末から考えていたことを、再考察する面でも
大いに参考また学びになりました。

株価(日経平均株価でも手持ち銘柄でも)が相対的に高くなっていく状態で
どう対応していくか?。(変動率の大きな変化が出た時の損失額の拡大)
そして
人生におけるリスクの取り方について考えさせられました。

私は、以前も書いていた通り、衰退産業の二代目で大きな借金を
背負っての経営を投資と共に続けてきました。
オヤジが一昨年亡くなってから投資資金の一部による借金の返済をし
ある程度まで負債の額を抑えています。

やはり、心理的な要因が投資のリターンには大きく影響します。
また
自分の心理の波に投資環境(マーケット)が合致しているのか?。という問題もあります。
例えば
私の場合は
オヤジが癌になって死去するまでの期間、大きな投資リスクをとって
マーケット(市場)に望むことは、無理と判断してポジションを閉じました。

その閉じた期間がアベノミックスの第一弾の上昇相場という
閉じた場面が最悪の場面となっています。
そこでの判断は
やはり、どれだけのリスクをとれるか?。ということです。
リスクをとりだけのメンタルの維持が出来るか?。という点なんです。
先週末の日銀の量的追加緩和で
第二幕または、第三幕のアベノミックスが始まると多くの市場関係者は
思っています。(一部、懐疑的な方もいますが)
事業とこの流れにいかに乗れて、そして閉じれるかが
今の考察点です。
なんで、今イケイケかと言うと簡単に下記にその図を参考として添付します。
市場にはお金が溢れています。
(が、世間には一部を除いて回っていません。)
市場は歪んでいます。
この量的緩和の行方は、次に閉じる場面では大きなブレーキとなります。
そこまでは、一般の人(投資を横から見ていた人)までもが
踊る場面が必ず来る。と思います。
11月中旬には、欧米のファンドの一時的クローズ場面(10月にもある。(あった。))
決算関係であるとは思うのですが、欧米ファンドは売りポジションを主体的に組んで
いましたし、決算の為のクローズ(ボジションを閉じる。)場面でもありました。

逆に動く場面に遭遇し、慌てて売りポジションを閉じたり、反転売買をする行動が
今回の日銀発表後に行われたと思います。
また、日本のトレーダーのプロ(個人)の方は、その場面で大きく買い増し及び買い付け
を行ったようにBlogやツイッター、フェイスブック等で見受けられます。
可能性として考えるなら
来年の1−2月までは、大きな上昇相場が現れる。または、上昇相場になる。
(途中で消費税増税の決定の有無があるが)
と判断されます。(これは私個人の判断です。)
リスクの取り方を再度、考察して市場に望みたいと思います。

転記
たぶん、資金管理能力が十分あって、マーケットに参加し続けていれば、資産は増えていくものだと考えています。
長期になればなるほどその確率は高くなってくるのでしょう。
一定レベル以上の資金管理能力があれば、リスクを取るほど長期的にはその投資資産は大きくなっていくものだと考えています。

投資のパフォーマンスを向上させようと思ったら、つまるところ、どれだけリスクが取れるかなんですよね。


リスクを取れるメンタリティを持てるかどうかが、その投資家のパフォーマンスを大きく左右すると思ってます。


その投資資産にどれだけ心理的に依存しているのかいないのか、ということが重要になってきます。

リスクを取るためには、投資資産に対する心理的依存度をどうやって下げていくか、ということを考える必要があります。

「働けばいいや」というキーワードは非常に強いメンタリティを生みます。


これまでの株式投資で心理的負担が大きくなってきたときは、いつもこう自分に言い聞かせながらある程度攻めの姿勢を保ち続けてきました。

しかし本来、株式投資を楽しくアグレッシブに続けていけることが目標であり、株式投資が自分の生活資金の重要な部分を担っているというような心理的負担を抱えながら続ける株式投資なんて、全然面白くないしワクワクもしないですよね。


僕の本来の姿は、マーケットで攻めつづけたい、リスクを取り続けたい、ということなんです。

僕の株式投資は、リスクを最小限に抑えることを目標にしているのではなく、能動的に一定のリスクを取り、このリスクを管理しながら資産を増やしていくことです。


たとえば、まだ投資額が少ない時は、もし失ってしまっても、仕事による収入(硬い収入)で早期に補うことが出来るので大丈夫、と考えることができます。よって、強いメンタリティでマーケットに臨むことができます(リスクテイクできます)。

信用取引にしても、以前は維持率100%を切らないのが条件で、それを下回ることもありましたが、今は200%は切らないようにコントロールしています。

投資資産が大きくなると、そのドローダウンはサラリーからの補填では焼け石に水で、結局投資で挽回するしかありません。それは大きな心理的負担になりうると考えています。


そういったときにも強いメンタリティを持ち続けるためには、マイナス変動のない資産(預貯金など)が十分確保できている必要があります。

ですから、マーケットで攻め続ける(リスクを取る)ためには、その二つの資産のバランスを考える必要があります。

マーケットがかなり割高になってきたというのもあるでしょうが、それだけリスクを取れなくなってきているのだと思います。
その原因を考えてみた時に、答えは単純で、全資産に対する投資資産の割合が大きくなってきているからです。

リスクを取れる簡単な解決法は、投資資産をもっと出金して現預金を増やすことですが、現段階では今の投資資産程度は保ちながら今後の投資を続けていきたい、という気持ちとの葛藤があります。

もし今後、アベノミクスの天井が訪れ、JAQ指数の月足チャートが、11月12月と長陽線を付け、来年1~2月に大きな天井を迎えることが出来れば、そのときはまた大きく出金して、理想的な投資資産と現預金のバランスがとれるのではないかと期待しています。


参照